[すぐそこにある危機]

そのときハートは盗まれた

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すぐそこにある危機

そのときハートは盗まれた

1.2.3.4!!のカウントで演奏が始まる。
ハートを盗まれた瞬間!!
笑顔とか、しぐさとか、言葉とか。
思い出してみよう、あの日の笑顔を、あの日の気持ちを

すぐそこにある危機

2005年09月22日| Diary[日々の覚書]|

 危機は生活のいたるところにある。

 先日、残業帰りにビールでも買って帰ろうと寄り道をした。駐車場に車を止めると、店員が表に出ている備品を片付け始めている。考え事をしている頭の片隅で、急がなければと思いながら財布と携帯電話を確認して車のドアのロックを押し下げてバタンと閉じかけて気づいた。

『やっべ、鍵刺したまんまだ……。』

 勢いのついたドアを静止することも出来ず、窓ガラス越しに見えるキーホルダーが誇らしげに存在を誇示している。
 運転席の窓ガラスがわずかに開いたままなのだが、とてもじゃないが腕を通すほどには程遠い隙間である。一抹の希望と共に全てのドアの施錠状況を確認したが徒労である。

 社用車であるために自宅には鍵は置いていない。社には車の鍵が保管してあるが、社の鍵自体が、車の鍵と共にガラス一枚隔てた向こう側である。無論、社に人間が残っているはずが無い……。

 JAF呼ぶ前にとりあえずは悪あがきだけしてみようかと店内に入ると、雑貨100円均一のイベント日だったらしく、なにやらこまごまとしたものが並べられている。といっても、既に閉店準備の為片付けられている状態だが……。
 運良く税込105円にて針金を手に入れた。

 急いで駐車場に戻りドアの鍵を解除しようと奮闘するが、無理むりムリ無駄無駄……。
 なんか力が抜けて、JAFのロードサービスに電話だろうかとあきらめかけたときにふと閃いた。

 鍵が開かないなら、刺さってる鍵を取り出せばいいじゃない。キーホルダーごと……。

 幸いにも、キーホルダーには丸いリングがついているので、針金を引っ掛けることは比較的容易だ。針金の先をリングに入りやすく、なおかつ入ったら抜け落ちにくくなるよう少し細工した。結構必至である。
 幸い目論見通り事は運び、抜き出したキーホルダーを車内に落として絶望を味わうことも無く、俺って天才かも?と錯覚する程華麗に戻り掌中へと収まった。
 
 毎年、同じようなこと繰り返して成長しないなと自己嫌悪に陥りながら買い物を済ませ帰宅するのであった。


 私の苗字を中国語にて発音すると『ピンチー』となるらしい。
 親切な人がそう教えてくれたことを、ふっと思い出した。

 無事帰宅して飲んだビール(発泡酒)がうまかった。






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コメント

毎年やってるんだ(笑)
こういう時って知恵がフル回転だよねええ。
ピンチの時の人間の力と言うのか。
お疲れ様でした。しかしまあよく考えたね。

とりあえずドゾー
つ【ロードサービス入会申込書】

俺、自分の車はエンジン逝かれて廃車になったのさ。

自分の車が無いのにロードサービス加入というのはなんかつらいです……。

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