[ピンクリボンフェスティバルとは]

そのときハートは盗まれた

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ピンクリボンフェスティバルとは

そのときハートは盗まれた

1.2.3.4!!のカウントで演奏が始まる。
ハートを盗まれた瞬間!!
笑顔とか、しぐさとか、言葉とか。
思い出してみよう、あの日の笑顔を、あの日の気持ちを

ピンクリボンフェスティバルとは

2008年04月08日| Choice[人気記事], Medical[医療], Memo[メモ], Site[サイト], ピンクリボンフェスティバル|

ピンクリボンフェスティバルとは、街と人をコンセプトにした乳がんの早期発見の大切さを伝えるキャンペーンで、現在乳がんと闘っている女性を応援する運動ではありません。


さすが朝日、元祖KY。「ピンクリボン」フェスブログが順調に燃え上がってる件について : そのときハートは盗まれた中西知子さんについて調べてみた : そのときハートは盗まれたの続きです。


ピンクリボンフェスティバルのブログにて、「ピンクリボンフェスティバルについて」というエントリーが出ました。ピンクリボンフェスティバルについて - ピンクリボンフェスティバルブログ - Yahoo!ブログ


声明を拝見して感じたのは、

ピンクリボンフェスティバルとは、「罹患する前の健康な女性たちへ向け、定期的に検診を受けるという習慣を作ることで、マンモグラフィーを普及させましょうというキャンペーンであり、今現在闘っている患者は別枠であり、異なる目標である。」というところかなと、読みました。


 言い換えるならば、マーケットを作り、広げていきましょうということか。
市場が形成され、儲かる場とみなされ投資もされれば、予算も取りやすくなるだろうし、結果研究費にも良い影響を与えるかもしれない。
 朝日新聞本社への広告出稿を促進するための事業部(という認識です)だから、経済活動としては正しい姿だと思う。ブランディングとか考えると患者のほうを向いていないことが露呈した今回の事態は、正しい姿とはいえないかもしれないが、ターゲット外の人間にどう思われようと関係ないと判断できる損益分岐点のバランスを見つけたのならば、それも一つの解だろう。

 誰も悪くない。
 早期発見のみを目標としているから、現在闘っている女性たちとその家族、周囲の人間の理解を得られづらいのは仕方のないことだ。闘っている女性たちは自らの命を削って闘っているのだから、納得できないのも立ち位置が異なるのだから当然のことだ。


だとしても


 私は忘れない。
 乳がん患者病棟で、母親の見舞いに来たであろう幼い兄弟が扉に近いベッドのわきでDSを取り出しゲームに興じている光景を。

 私は忘れない。
 それを見まもる若い母親の姿を。

 私は忘れない。
 その光景を奥のほうにあるベッドから見る多分未婚であろう若い女性とその両親の姿を。

 私は忘れない。
 おそらくは一度退院した後に再度入院となったのであろう、病室の扉や廊下で経過をはなしあう女性たちの姿を。


 私は忘れない。
 病室の窓から見た、青空、緑萌える木々、夕日に染まる寺社。
 そして面会時刻を過ぎ照明の落ちた暗いロビー、街燈の帰りの路を。

ピンクリボンフェスティバルとは、街と人をコンセプトにした乳がんの早期発見の大切さを伝えるキャンペーンで、現在乳がんと闘っている女性を応援する運動ではありません。

 治療が進むにつれ、髪が抜け落ちていく様子を見た経験を持つ者としては、ピンクリボンフェスティバルが「治療中の人には関係ないの、罹患前の人対象なんだよ」と「ピンクリボンフェスティバルブログについて」という声明で中の人が述べられているような気がするのです。そのようなつもりはないと思いますが。


 ピンクリボンフェスティバル事務局では、他の団体がしていることに意見する立場にないということならば、同じ社内にある他の部署はどうですか?
 新聞紙面において広告の占める範囲は約半分(ソース)と伺いますが、しがらみがありますか?
 創刊当時から出版界とのつながりが深く、出版情報をキラーコンテンツとして積極的に紹介してきた(PDFソース)朝日新聞としては、出版社に意見する立場にないということですか?
 出版社としては、広告費出したうえに批判されたらたまらないでしょうし、顧客の立場を考えれば、意見する立場にはないのは当然です。
 立ち位置が異なるのですから。


 「早期発見」により生存率は高まるでしょう。
 しかし、早期発見により手術や治療がなくなるわけではありません。
 切って終わりではありません。
 今現在、闘っている女性たちがいることを、そしてその家族がいることを思い出してあげてください。
 はじまって7年くらいの活動、一企業が声をあげ、一つのムーブメントとなるまでに育てた手腕は素敵です。朝日新聞という企業ブランドのバックアップがなければ、日本でこれだけいくつもの企業をまきこみ展開していくことは難しかったでしょう。
 その手腕を、今、そしてこれから闘い始める女性たちを力づけるムーブメントとなることを、切に願います。
 がんの闘病をいくらかでも和らげる治療法の研究開発普及の支援、長期にわたる闘病生活をいくらかでも過ごしやすいものとし負担を軽減できる施策となることを、切に願います。


2008年までの「ピンクリボンフェスティバルとは、街と人をコンセプトにした乳がんの早期発見の大切さを伝えるキャンペーンで、現在乳がんと闘っている女性を応援する運動ではありません」でした。と言える日が来ることを心から願っています。





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